珊瑚

珊瑚は真珠や琥珀と共に、鉱物ではない有機質起源の宝石です。
日本で珊瑚漁が始まったのは江戸時代からで、明治時代になって本格的な採取が始まり、日本がその主産地であるという事が、世界で認められています。

珊瑚の樹齢につきまして、最近の研究では幹の直径が一年に0.3mm程度成長すると言われていて、その為原木の根元付近が直径9mmですと樹齢30年程度、ルースになると単純に9mm珠ならば樹齢30年以上の珊瑚である事は間違えありません。それほど希少性が高いのです。

枝が細い時は色が白く、その白い枝を伸ばして行くのですが、その新しく出来た枝が太く成長すると色が赤くなっていきます。そのため、枝の中心付近には白い部分が必ずあるのです。

日本国内における宝石珊瑚の原木採取は、各都道府県の漁業許可制の下に行われていて、そのうち現在操業している高知県と鹿児島県・沖縄県で採取された原木は、各地の漁業組合で集荷された後、その全てが高知県高知市で『日本珊瑚商工協同組合』の開催する原木入札にかけられます。
全ての原木が必ず高知県に集められ限られたメーカーしか応札出来ない規定となっているのです。

今回は直接高知のメーカーから入手した血赤珊瑚のご紹介です!

  • ¥165,000 (税込)

    高知県産の天然血赤珊瑚です。
    珊瑚は植物でも鉱物でもなく、海中の微生物によって作られます。主成分は真珠の外皮の部分と同じ炭酸カルシウムで、人間の手を介すことなく自然の時間の中で少しずつ成長してきたものです。

    土佐珊瑚協同組合 鑑別書付き