トルコ石の産地
現在トルコ石を産出する国として広く知られるのが、イランとアメリカです。
その他、エジプト・中国・メキシコ・ロシア・イギリス・ドイツ・ブラジル・オーストラリア・チリ・タンザニア・グアテマラ・アフガニスタン・スーダンなどで産出が確認できるそうです。
実は、日本にもかつて栃木県今市市の文挟鉱山から薄い飛膜状のトルコ石が産出されたそうです。
トルコ石の形成
トルコ石の鉱床の多くは、標高900~2500メートルの風化が進んだ乾燥地帯にある、地層がずれてできた断層に生じた破壊帯の下部の地下水面が位置する場所にあるそうです。
トルコ石の豊富に存在する場所は銅や金の鉱床の上や周辺にあります。
酸化鉄や水酸化鉄の鉱物を伴って発見される事が多いことから、風化作用を進行させる気候条件が特に重要な役割を果たしていると考えられています。
トルコ石の形成は、雨が地中に染み込む事によって始まるそうですが、その場所は砂漠の様な保水性のない場所です。
ミネラル分を溶かしこんだ地下水が地層の風化岩の残渣の中を流れると、トルコ石の元となるほとんどの成分元素が揃う事になり、次第にコロイド化してトルコ石の形成が始まります。
トルコ石の形状
トルコ石の形状には、大きく分けると以下の形に大別されます。
鉱染状・脈状・筒状・団塊状・泡状・角礫構造
元になる成分を溶かし込んだ地下水が溜まった場所と状態に支配され、様々な形になります。
トルコ石の加工処理
身につけていたトルコ石が、人の体から出る油脂を徐々に吸着した為に、石に『濡れ』という効果が生まれ、色と艶がかなり濃くなった事を学習し、トルコ石が油脂にまみれる事によって石に潜んでいるパワーが高まる事と考えました。
1930年の終わり頃に合成樹脂が発明され、多孔質で強度の弱いトルコ石を完全に改善させる事で宝飾品としてマーケット流通するトルコ石の量が爆発的に増えました。
合成樹脂で完全に多孔質を改善させる事から、この処理石には『安定させた・固定させた』という意味で特別に『スタビライズド・ターコイズ』という呼び名が生まれ、その名称は広く知られています。
弊社でご紹介しておりますトルコ石も樹脂含浸処理石を取り扱っております。
アメリカ合衆国のトルコ石
ジュエリー TAKAが扱うトルコ石は、アメリカ合衆国のアリゾナ州から採掘されたルースです。
アリゾナ州も価値の高いトルコ石を産出することで知られていますが、多くが銅鉱石の副産物として採取されて、『ビーズビー・ブルー』の名で呼ばれる鮮やかなブルーのトルコ石です。
今回は、弊社で取り扱いのトルコ石をご紹介していきます!
トルコ石オーバル1
サイズ 22.5×15.8×8.2mm
樹脂含浸処理
¥92.400税込
トルコ石オーバル2
サイズ 22.3×16.8×8.3mm
樹脂含浸処理
¥92.400税込
トルコ石ペアシェイプ
サイズ 29.9×17.7×7.3
樹脂含浸処理
¥69.300税込
トルコ石オーバル3
サイズ 17×12.7×4.6mm
樹脂含浸処理
¥46.200税込
トルコ石小粒オーバル
サイズ 14.2×10.8×5.9
樹脂含浸処理
¥34.650税込
トルコ石棒
サイズ 19.8×6.6× 5.1mm
樹脂含浸処理
¥34.650税込
先日トルコ石が入荷いたしました!!
先日、海外より買い付けたトルコ石が入荷いたしました。
上記と同じく、アメリカのアリゾナ州からのトルコ石です。
近々中にご案内させていただきますので、もう暫くお待ちくださいませ。