珊瑚は真珠や琥珀と共に、鉱物ではない有機質起源の宝石です。
日本で珊瑚漁が始まったのは江戸時代からで、明治時代になって本格的な採取が始まり、日本がその主産地であるという事が、世界で認められています。
珊瑚の樹齢につきまして、最近の研究では幹の直径が一年に0.3mm程度成長すると言われていて、その為原木の根元付近が直径9mmですと樹齢30年程度、ルースになると単純に9mm珠ならば樹齢30年以上の珊瑚である事は間違えありません。それほど希少性が高いのです。
枝が細い時は色が白く、その白い枝を伸ばして行くのですが、その新しく出来た枝が太く成長すると色が赤くなっていきます。そのため、枝の中心付近には白い部分が必ずあるのです。